市場運用部 証券担当
平成31年入会
山下 拳志朗
Yamashita Kenshirou
入会後は農業金融部に配属となり、農業に携わる府内組合員さまへの融資や経営指導、ビジネスマッチングなどを担当しました。3年目から現在の市場運用部に異動になり、国内債券担当として部内でのマーケット情報の共有や運用の提案、証券会社との情報交換、有価証券の売買のほか、投資先のパフォーマンスや運用状況の定期的なモニタリングを行っています。市場運用部は少数精鋭で、上司や先輩はこの道10年、20年のキャリアを持つ方ばかり。私とは知識も経験も違うので、その差を埋めるべく、有価証券運用の知識を深めること、金融市場の動きなどを迅速に掴むことを意識して仕事に取り組んでいます。
組合員さまとふれあい、お役に立てる農業金融部の仕事も魅力的でしたが、私にとって市場運用部はちょっと特別。いつかはここでと憧れていた部署だったので、異動希望を出す際は必ず市場運用部と伝えていたほどでした。当会の収益に直接影響を与えるこの仕事はプレッシャーがある一方、情報収集から投資方針や計画の立案、トレードと一連の流れに携われるのが面白いところ。マーケットの世界に正解はなく、これから上がるのか下がるのかは誰にもわかりません。だからこそ情報収集が重要で、集めた情報によって導き出した答えをもとにベストなタイミングで売買できた時の手ごたえはとても大きいと感じています。
的確な投資判断ができるよう、債券や株式のベースとなる知識を強化するのが目下の目標です。現在は「証券アナリスト」の資格取得を目指し、第1次レベル試験に向けた勉強をしているところ。但し目指しているのは資格取得だけではなく、得た知識をいかに仕事に活かせるか。勉強に取り組む今も、マーケットとのつながりを意識しながら学びを深めています。こうしたスキルアップを通じ、信頼して仕事を任せてもらえる人財になるとともに、府内JAへの収益還元はもちろん、組合員さまのお役に立てる仕事がしたいと思っています。
8:30
早めに出社して情報収集。前日の海外の動きを踏まえ、今日の動きを見通します
9:00
マーケットが開くと同時に証券会社との情報交換をスタート
11:30
12:30
午前中の前場(ぜんば)の動きを参考に、後場(ごば)の売買へ
15:30
15時の引け(最後の売買)後にデスクワークを開始
17:30